台風による水没車両の流通について 岩手県 盛岡市 サニー車査定センター
こんにちは。
今年も残るところ2か月を切りました。
台風によって千葉や福島などが被災した事により冠水したと思われる車両がオートオークションにも出てきました。
冠水車は、冠水車としてのオークション評価書への表記が義務付けられています。
こういったとき、皆さんによく言われるのが
『水没した車両って売れるの?』
と、いう質問です。
基本的にはクルマとしては売れないです。
部品としてもかなり制限があります。
(再生部品用、中古再販用といった感じで)
海外にいくようなものはあまり影響を受けないのもあるかもしれません。
でも普通の評価がついた中古車とは同じ相場にはなりません。
水害車両といっても様々あります。
エンジンまですっかり浸かってしまったものからフロアくらいまでしか浸水してないものまで多岐に渡ります。
でも、そういうもので自己申告があったものは水没車両としてひとくくりになります。
ですから、比較的ライトなものは一般の相場より少し安めくらいで競り落とされる事も珍しくありません。
配線類まで浸かっていなければしっかりクリーニングしてまた再利用できる事もあるので、、、
もしかしたら再販目的なのか?と思う事は不自然ではないでしょう。
ですがそれってしっかりした説明がなく求めていない方にとってはただの水没車、冠水車になります。
冠水車が一般市場を流れているとはっきり確認した事はありませんが、もしかしたらあるのかも?と思っていた方が良いでしょうね。
きっとそんな車が出ていたとしたら、一般的な相場よりかなり安く売られている事でしょう。
一度冠水した車はシートベルトなどにその痕跡が残ったりします。
完全にクリーニングされてしまうとわからないかもしれませんが、判断できる点は色々とあります。
中古品っていうのは基本的に値段と質のバランスなのですが中古車はその辺の見極めが難しいものです。
僕らはオークション評価や査定でしっかりと車両の評価をつけるのですが一般の方には確認しづらいです。
確認しづらいので値段だけで探すと、危ない車両を購入してしまうリスクというのは当然高くなりやすいという事を頭に置いて、中古車探しをすることが望ましいです。
本日はこの辺で
最後までお読みいただき有難うございます。