こんにちは。

 

１０月から消費税の増税が始まっております。

 

我々の中古車市場も関係ない事はありません。

 

オートオークション市場がまず消費税別のお取引になりますし、何より中古車屋さんというのは事業規模的に必ず消費税の課税事業者だからです。

 

まだ始まったばかりなので特にご質問頂いたわけですが、これから沢山聞かれる機会も増えていくと思うので弊社なりの見解を申し上げておきたいと思います。

 

まず、前述の説明の通り、オートオークションの市場というのは消費税が別の計算となります。

 

ですから今回の２パーセントアップは査定額に反映するのでは？と、考えてしまいがちです。

 

しかしそんな甘い物でもありません。

 

業者さんもしっかり考えて、増税分を加味した上で入札に挑む確率が高くなります。

 

車両価格だけではなく手数料、陸送料などにもしっかり増税分がのっかりますので増税前の相場通りにセリをしていたら落札価格が高くなってしまいますので、一般的にはセリが弱くなると仮定するのが妥当なわけです。

 

これは下取りも同じ理屈です。

 

お客様にとってダメージの部分が業者によってもダメージなんです。

 

ですから一般的には増税後に買取価格が上がるというのは少し考え難いかなあと思います。

 

そもそも中古車は定価がありません。

 

そのかわりに状態にちなんだ相場というのがあるわけですが、一般的なユーザーさんにとっては見えづらい部分です。

 

ですから、高いというのも実感と言いますか確認がしづらいので、これは考えても仕方がない問題かなと、思っています。

 

 

少なからずとも影響はあるとは思いますが、そこはユーザーさんにははっきりと確認ができない部分なので気にしても仕方がない事だと思います。

 

 

 

最後までお読み頂き有難うございます。